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男ばかりが暮らす山奥の集落で、飼育されている獣がいた。
愛情を知らずに育った獣は、狭い檻の中を這い泥を啜る。
攫われてきた女は、獣に手を差し伸べた。己を人だと教えるために。
母性に触れた獣が正気を取り戻すまでの物語。
(山猫)
主人公が迷い込んだのは、女ばかりが暮らす奇妙な村だった。
村には沢山の葡萄が実り、辺りは甘い香りに包まれている。
そこで主人公は村唯一の男に出会う。彼は甲高い声で「逃げよう」と言った。
山奥に蠢く女の執着と、男の狂気についての物語。
(辺獄の葡萄)
ギャラリー公演 第3弾
『山猫』 『辺獄の葡萄』
脚本・演出:烏丸棗
2019/06/08(土)~2019/06/18(火) 新宿眼科画廊 スペース地下
《山猫 出演》
赤猫座ちこ(牡丹茶房)
飯智一達
市川歩
兼本得義
河村慎也(南京豆NAMENAME)
林竜三
広野健至
李勇雅
《辺獄の葡萄 出演》
浅見臣樹((劇)ヤリナゲ)
杉本等
タナカエミ
田中祐理子
二ツ森恵美(時々、かたつむり)
冬野泉
丸本陽子
三浦久枝
《スタッフ》
舞台監督:都倉宏一郎
舞台美術:今井祥子
照明:黒太剛亮(黒猿)
照明操作:佐野瑛美香
音響:イサカトモフミ
宣伝美術:守利郁弥(トートピア)
《リンク》
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